インプラントが何なのかよくわかりません
『インプラントが何なのか、実はよく分かっていません』
『ただ、なんか嫌です、怖いです』
そんな患者さんが多いので
インプラントが何??というお話です
ご自身の歯があるか?どうか?
何本あるのかは分かっていますか?
差し歯、とかセラミックの歯、とか銀歯とか
口の中に生えていたら、それは自分の歯が残っています。
自分の歯の残骸に、綺麗なものを被せて使っているわけです。
歯肉から、にょきっと歯が生えている状態です。
ブリッジを使っている方は、ご自身の歯がなくなってしまったために、
橋わたしをして、つないでかめるようにしています。
歯がなくて歯肉だけです、というのは、ご自身の歯を失った状態です。
ここには、銀歯もセラミックもくっつけることができません。
歯肉に歯をのっけても、ころんと落っこってしまいます。
この、歯のない歯肉の下には顎の骨があります。
ここに、小さなネジを植え込むと、歯の根っこが生えたのと同じ状態になるのですね。
顎の骨に埋め込む小さなネジがインプラントです。
ネジの上に、上部構造というセラミックの歯が乗っかり、ねじ止めして使います。
インプラントを使いたくない、という方は
今の残っている歯を
なんとかして長持ちさせないといけません。
何十年も使って、疲労してきたご老体に、鞭打って使っていくわけです。
90歳までは、長持ちしてほしい。。。。。
雑な治療をしたら、抜歯が増えてくるのが50代以降。
どんどん銀歯が壊れて、もう、抜くしかありません➡︎入れ歯を使いましょう
こんなことにならないように
今ある歯を大事にする治療をしています。
保険の決まりだから、こんなもんだ、という手抜き治療をしたくないので。
幸せな日々を共に過ごしていきましょう。