ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングとは

ダイレクトボンディングとは、自由診療（自費）による治療法です。
当院ではダイレクトセラミックと患者さんに伝わりやすいネーミングでご案内しております。

前歯・奥歯の虫歯をなるべく削らずに最小限にとどめ、高性能なプラスチックの材料を詰めて、そこに専用の光を照射して固め、見た目も強度も自然にする審美性に優れた治療法です。型を取る一般的なセラミックにするには、セラミックの強度のために、更に歯を削らねばならないので、失う部分を最小限にしたい場合には、ご提案をいたします。次の治療まで仮歯が外れないか心配がないのも、嬉しいことです。

デメリットは、強度が強いプラスチックで、接着力を最大に生かしても、食いしばりの強い方、歯ぎしりの多い方では、歯にかかる力が大きく、表面が欠けたりすることです。何度も欠けるようでしたら、そこは力学的な問題があると考えて、きっちり削って、技工士さんに強い歯を作ってもらい、しっかり接着する方針に意識を切り替える必要があります。

1日で歯の治療、虫歯の治療を終わらせたいという患者さんには、時間のかかる治療法ですから、出来る場合と出来ない場合もありますが、お勧め出来る治療法の1つです。

 

治療をする前に、必ず精密検査を受けていただきます。
内容に同意される方に治療を進めていきます。

セラミックに近い強度と審美性

メリット

①健康な歯の部分をほとんど削らない。
②1回もしくは2回程度の治療で完了する。
③セラミック修復より安価で治療できる。
④もし欠けてしまっても修復が可能。

デメリット

①自由診療（保険外）。小さい治療箇所：1歯３万円(税別)、大きい箇所:1歯８万円(税別)
②欠損部分が大きい場合は出来ない場合もある。

③噛みあわせの負荷が大きい箇所には出来ない場合がある。

④その場で歯の形を作るので、治療の時間が長く掛かる場合もある。

治療費は小さいもので約３万円(税別)から、大きさや修復する箇所(歯と歯の間であるとか)によって変わりますので、ご希望の方はご相談下さい。
おおよそ大きいものは１歯８万円(税別)で治療しております。
笑顔などで目立ってしまう箇所などに対しては、保険の安い詰め物ではすぐに黄色く変色しますので、より長持ちする素材としてご提案させて頂く場合もございます。

ご興味があれば「ダイレクトセラミック（ダイレクトボンディング）は出来ますか？」などお気軽にお尋ね下さい。
銀歯が気になる方にもお薦めです。銀歯の虫歯への再発リスクも考えると歯を長く大切に使っていく上でも推奨します。

当院の自由診療（自費での治療）はクレジットカードがご使用いただけます。会計時もしくは治療前にお申し出下さい。

高額な治療費は、１年にまとめたほうが、医療費控除に利用することができます。