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『歯の神経』は、できるだけ残すべき

実は、歯の一生のストーリーがあります。

 

虫歯のできる環境　➡︎　虫歯　➡︎ 削って詰める➡︎虫歯再発➡︎神経とる➡︎銀歯になる➡︎

虫歯再発　腫れて痛む➡︎根の治療やり直し➡︎銀歯➡︎よく外れる➡︎付け直してもらう➡︎

割れた！！➡︎抜歯➡︎入れ歯

 

大抵、ここまで残せなくて、５回くらい治療を繰り返すと

歯がなくなります。

歯の神経を抜いたら、ご老人になられたと思って大事にしてください。

 

根本原因を調べて

そこに手入れをしないと

どんどん悪くなっていってしまう。

きちんと治療に通い続けているのに。。。。。

古い仕組みの保険診療の限界でもあります。

 

虫歯も歯周病も本当は稀な病気です。

＊虫歯にならないために、何をしたら良い？・・・・・・・歯磨きしたら解決？ではないです

＊歯周病治療、予防がきちんとできているか？・・・・・・ご自身が歯周病だと指摘されていない方が多いです

＊やり直しにならないように丁寧に治療されているか？・・・ラバーダムをご存知ですか？

 

『小さい虫歯だから簡単にチャチャッと治った』

違うんです、そこが始まりなんです、

そこでしっかり治療しておきたいのです。

止めてほしいのです。

 

MI（ミニマルインターベンション）という言葉をご存知ですか？

小さく丁寧に削り、そこだけを修復する考えです。

銀の詰め物は虫歯部分の３倍以上削ることになります。

 

まだまだできることがたくさんあるので

救える歯を早くに守りたいのです。

歯の健康貯金をして、100年生きる時代に備えたいのです。