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『手が荒れる』ということ

院長ブログ

『手が荒れる』とは、歯医者では特別な意味があります。

『治療技術が雑になること』です。

保険治療では、

短時間に迷わず処置を片付けていく体に

慣らす必要があります。

 

有無を言わさず押し通す。

皆さんに安く治療を提供するために

保険治療の先生方は身を粉にして

人生を捧げています。

 

保険治療をしないで

丁寧な治療を心がける先生方には

保険治療をすると『手が荒れる』 という共通認識があります。

同じ人が

保険治療と丁寧な治療とで

体を使い分けられないのです。

 

イチローは、自分の手の感覚を大事にして

一番ベストなバットを特注で作ってもらい

常にベストな結果を作り出せるように

ご自身をコントロールしていましたね。

良い結果を作り出す準備が必要なのです。

 

卒業後ほぼ全員、保険治療に取り組んで経験を積みます。

大学で習ったことと現実の違いも学んでいきます。

 

私は、保険の治療をしながら

それでも内容を吟味して働く場所を考え

治療内容を考えてきました。

歯科助手で一緒に働いていた方に聞かれたことがあります。

「先生はどうして今まで保険治療をしてきたのに

雑に治療しない癖がついているのですか?」

 

保険治療は、数をこなさないとお給料が減ります。

それでも

自分が出会った方に

できるだけ良い治療をしたかったからです。

(治療費が安いのに、売り上げをあげずに

院長先生にご迷惑おかけしました)

馬鹿だなと思うこともありましたが

ここに辿り着けました。

 

自分が大事にしたいこと

人の体を大事に扱いながら、治療したいこと

これは間違っていなかったと思えるのです。

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